プリントパック社が組合員に組合脱退の圧力をかけ、京都府労働委員会に組合が不当労働行為救済を申し立てた件で、10月11日京都地連個人加盟支部ユニオン京と、同社との和解が成立しました。
和解協定書は、
- 会社は、西原常務が村中組合員に対して、 不当労働行為をおこなったことを認め、謝意を表し、今後繰り返さないことを誓約する。
- 西原常務発言に起因する問題が争議に至っ たことについて、組合及び会社は話し合いによる解決が労使関係の基本であることを改めて確認する。
- 会社は組合に対して解決金を支払う。
- 先の中央労働委員会和解(二〇一七年二月) の遵守が、今後の相互の信頼関係の構築にとって肝要であることを改めて確認する。
の四条項について協定。申立人組合と被申立 人会社が協定書に捺印しました。組合側は同日、京都府庁で記者会見を行いました。プリントパック京都分会の村中組合員は「労使で話し合って労働環境を改善する基盤ができた」と発言。中山分会長は「職場に、安心して組合に加入できることを知らせたい」と話しました。

和解協定書