4月15日、MIC争議支援総行動として、大日本印刷包囲デモが行われました。当日は天候に恵まれ、400人の参加者が、大日本印刷の新旧の本社ビルの周囲をデモ行進し、「大日本印刷は偽装請負の責任をとれ」「橋場さんを職場に戻せ」「最賃を今すぐ1000円、時給1500円をめざそう」とシュプレヒコールをあげました。
5回目となった今回は、これまで出発地点としてきた牛込箪笥ホールが使用できなかったため、集合場所やデモコースが例年とは違っていましたが、大きな混乱もなくデモを成功させることができました。
また、当日は最低賃金の大幅引き上げや賃上げで景気回復をめざす中央行動や、グローバルアクションと連動した行動が計画されていました。DNP包囲デモは、昼の中央行動の前に行われたので、それらの行動の一環として位置づけてくれた単産、地方組織が多くありました。過去最高の数の組合旗やのぼり旗が林立する様子は、運動が大きく広がっているアピールになりました。
橋場さんの闘いは、高裁での不当判決を受けて、最高裁へとステージを移しています。今後とも最高裁への要請行動や大日本印刷本社へのデモを通して、橋場さんを職場に戻し、公正な労働秩序を確立するべく、団結してがんばりましょう。