5月17日大阪地連の事務所で「会社がアカンどうする?大阪高速印刷の再建闘争から学ぶ」として村上・杉山・南三人の高速オフセット労組歴代委員長の話を聞く「経営問題学習会」を開催しました。京都地連から三人を含む、11組合21人が集まりました。
親会社である毎日新聞派遣役員による設立以来の放漫経営とあいまって1969年から10年間にわたる労働組合分裂攻撃を受け潰されようとしていた時、毎日新聞本社も経営危機にいたるという困難な状況の中、地連や地域に支援と共闘の輪を広げ、毎日新聞系列の労働組合で「全毎連」を結成するなど、大きな闘いを組織しました。
職場討議を徹底し、要求を前面に掲げ、団交中心の「経営参加」という新戦術を展開しました。
努力、失敗、混乱の数々、労組主導で仕事を切り盛りし、涙と笑いと泥沼の闘いを展開し続けたというお話がありました。その後、ビールも飲みながら、全参加者から自己紹介と質疑・感想が出されました。
参加者からは「やる気のない経営者」「職場の実態をホントに知らない役員たち」「かつての組合幹部が経営者になりまじめにやっていると思うが…どうにも展望がない状態」等々いろいろな発言がありました。
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