【札幌】
　4月18日に毎年恒例の5号線デモを行いました。今年は全印総連本部から是村委員長が参加した他、全印総連からは15人が参加、総勢120人で5号線を練り歩きました。
　同日14時から、札幌市に印刷業界のダンピング問題について要請を行いました。札幌地区労連から赤坂正信議長・木村俊二事務局長が出席、全印総連からは是村委員長・土居地連書記長の4人で懇談しました。
札幌市から「印刷業は、発注する印刷物によって作業内容やそれに割く人員も変動するため、適正価格の算出基準が設定しにくい」とした上で、「労働組合から算出基準となる内訳明細書を提出して頂ければ再度検討したい」との回答がなされました。

120人が参加した「5号線昼デモ」

【東京】
　東京地連は、組織拡大の取り組みとして3月28日に中立組合オルグを実施、24組合を訪問し、全印総連との定期協議を訴えました。この要請に前向きに応えてくれる組合もあり、今後につながる成果となりました。
プリントパックの新木場工場前で3月20日、3月28日、4月2日に宣伝を行いました。
　印刷大手への宣伝は4月4日に、大日本印刷、凸版印刷、共同印刷の6ヶ所の社前で宣伝しました。
地域での宣伝行動として、3月28日に木場デモを行い90人で成功させました。
　最大の取り組みは、4月11日の大日本印刷本社包囲デモ（http://www.dnpsougi.org/）です。150組織600人の参加で大きな成功を収めました。

3・28「昼の木場デモ」

【愛知】
　愛知地連では4月14日、名古屋市中区のＪＲ鶴舞駅前にて組織拡大のビラ宣伝を行いました。この辺りは中堅の印刷会社・関連会社がいくつか点在し、他にも銀行やビジネスビルも立ち並び、朝・夕はわりと混雑しています。
　朝のラッシュ時で急いでいるにも関わらず、快く受け取ってくれる方が多く、200枚のビラ・ティッシュを全て配りきりました。

ＪＲ鶴舞駅前での早朝宣伝

【京都】
　京都地連は4月3日、大黒印刷のK組合員の不当解雇撤回を求めるストライキを行いました。ストは全印総連のほか、京都総評・京都MIC・JMIU・出版労連・綴喜地区労協・京都ユニオン・洛南ユニオン・郵政産業ユニオン・自立労連・印刷出版専門紙OB会、計11団体38人の参加を受け、大きな運動として広がっています。
　この問題で、3月から3度に渡り団体交渉を開催してきましたが、会社側が示した「解雇理由書」は全くずさんなもので、何ら解雇の合理的根拠を示せないままです。
京都地連では、大黒印刷周辺での宣伝行動、法廷闘争など、栗山組合員の不当解雇撤回を求める闘いを引き続き進めています。

大黒印刷前でのストライキ集会

【大阪】
　大阪地連では、3月28日に組織拡大のホットラインティシュ配布を、3ターミナル、工場団地前で行いました。この行動には、11人が参加しました。
　4月2日は、大日本印刷大阪本社前で大手ビラを配布しました。同日に東京で行われた大日本印刷包囲デモに呼応し、争議を早期に解決するよう、要請書を提出しました。