全国的に好天に恵まれた5月1日、全国各地でメーデーが開催されました。各地方連合会での取り組みをお知らせします。

【札幌】　第81回メーデー北海道集会が札幌市の中島公園・自由の広場で開催され4500人が参加。全印総連からは、100人が参加しました。
　ＮＰＴ（核不拡散条約）再検討会議・ニューヨーク行動へ参加している北海道代表団と電話で交信。「核廃絶のため頑張ります！」との声にメーデー参加者が連帯の拍手と歓声。闘うメーデーの歴史と伝統を引き継ぐ集会を実感しました。
　写真は、参加者で作った「核ＺＥＲＯ」の人文字。上空のセスナ機から撮影しました。
　　デモ行進後は、地連加盟組合が合同で祝賀会を開催。サッポロビール園に82人が「結集」し、工場直送・できたてのビールを浴び、定番の成吉思汗を食べ飲み放題、ゲームと楽しく交流しました。

【東京】　第81回中央メーデーが代々木公園で開かれ、3万2000人が参加。東京地連からは28組合800人以上が参加しました。
　集会後は、「核兵器廃絶、普天間基地の即時・無条件撤去を！」「八時間労働で、まともに暮らせる賃金を！」（東京地連）、8組合40人で独自の隊列を 初めて作り「安心して生活・働ける、魅力ある専門紙誌の職場をつくろう」（全都専門紙共闘＝8組合40人で始めて独自の隊列を構成）、「平和で民主的な教 育を守ろう」（東京書籍）、「人権無くして労働なし」（合同支部）などの横断幕を掲げ、新宿までデモ行進をしました。
　初参加の仲間は「人の多さにびっくりした」「土建のデコレーションはさすがだ」などと感想を語っていました。

【名古屋】　名古屋の中央メーデーは、名古屋城の隣の名城公園で行われ、約4500人が参加。県下の地方メーデーを合わせると約6000人がメーデーに参加。愛知地連からは60人が参加しました。
　毎年恒例のデコレーションコンクールの審査員を要請され、東海共同の組合員が初めて審査に参加しました。
　メーデー後は毎年恒例の東海ＭＩＣ交流会を行い、印刷・民放・広告など23人が参加しました。

【京都】　全京都統一メーデーが二条城前で開催され、8000人が参加しました。京都地連からは94人が参加しました。
　メーデー宣言を採択した後、京都市内を三つのコースに分かれてデモ行進。
　京都地連は、京都ＭＩＣの仲間と共に、二条城前から、東本願寺前までの南コースを行進し、シュプレヒコールを森書記長と村上書記次長が担当しました。
　終了後は恒例の交流会を行いました。

【大阪】　大阪メーデーが、梅田駅近くの扇町公園（大阪地連事務所のすぐ近く）で開かれ1万人が参加。大阪地連からは236人が参加しました。
　同時に開催された地域メーデーにも1万人が参加しました。
　うたごえで幕を開けたメーデー集会で川辺和宏実行委員長は、「国民のための政治に変える流れを確実にしよう」と訴え。
　プラカード・デコレーションコンクールには、2メートルを超える坂本龍馬も登場。写真をとる人が目立ちました。
　関西ＭＩＣでは、恒例の交流会を開催し30人ほどが参加しました。

【福岡】福岡県統一メーデーは、県内9カ所に約3500人が参加。福岡地連は2カ所の会場に100人を超える仲間が参加しました。
　各単組の新執行委員の間で自己紹介や、近況の情報交換が行われ、「今年の賃上げも話にならん、どげんやって生活するかね～」「沖縄米軍基地の新たな建設は絶対に許せんばい」と活発な交流。雇用不安や景気低迷に負けない勇気と団結を誓い合いました。
　デモ行進後は毎年恒例のあおぞら弁当を楽しむ仲間の姿も見られました。