原点を大切に知恵を出し合い分断と対峙しよう

新しい年を迎えました。
1年があっという間でしたが、あらためて労働組合の大切さを実感しています。
昨年の参議院選挙で自公政権が過半数割れし、多くの野党が公約としていた消費税減税やインボイス制度の廃止がすすむかと思いきや、自維連立政権となり軍拡・増税路線へ逆戻りしてしまいました。初の女性首相となった高市氏ですが、選択的夫婦別姓の対応などジェンダー平等とは真逆の政策を打ち出しています。労働者・国民生活への対応はおざなりな一方、治安維持法の再来「スパイ防止法」の立法に躍起になっています。過労死を軽視するような発言、労基法解体をねらう法制の見直しも狙われています。
25年度予算案では、前年比中小企業予算は0・1%増に対し、軍事費だけは9・5%増、12年連続過去最高額を更新し8・8兆円となっています。
産業では大手2社は機構再編をすすめていますが、魅力ある産業の未来を見据えたとは思えない対応が続いています。その中でおかしいことに声をあげる仲間も生まれています。
分断に対峙するには、団結が必要ですが、そのための信頼には対話が必要です。またデマが蔓延していますが、欧州では子どもへのSNS禁止や教科書をアナログに戻すなど、反射的ではなく一度咀嚼して考える文字・活字文化が見直されています。
労働組合の原点、仲間と対話し、要求で団結して、26春闘を闘いましょう。
中央執行委員長 大塚涼