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〔2012/1/4 up〕
  あけましておめでとうございます
2012年1月
全印総連 中央執行委員長 加藤 豊
中央執行委員会・書記局一同
 

 組合員の皆さん、新年明けましておめでとうございます。
 東日本大震災から10ヶ月が経ちますが、政府の対応の遅さから、被災者の立場に立った復興が遅れ、企業倒産や雇用不安を拡大させています。
 昨年8月に誕生した野田政権は、国民生活を無視し、財界・大企業中心の政治を進め、増税や社会保険負担増、年金給付削減、労働者派遣法の更なる改悪など、労働者・国民いじめの施策を一気に進めています。また、社会保障と税の一体改革の内容として、今年半ばに消費税率引き上げも決定しようとしています。TPP参加や、点検休止中の原発稼動にいち早く言及し、沖縄名護市への新基地建設を迫るアメリカの要請に、沖縄県民の声を無視し、従順な姿勢を示しています。
 このような中で闘われる今春闘は、破綻が明らかとなってきている市場万能主義を継続するのか、雇用の安定と社会保障の整備・拡充による国民生活の安定かを争点とする重要な闘いとなります。
 東京・明治公園で開催された「9・19さようなら原発集会」には6万人が集まり、「10・30福島の集会」には全国から1万人以上が集まりました。原発なくせの集会・行動は全国各地に広がっています。福島原発事故が収束せず放射能被害が拡散し続ける元で、高まる原発ゼロを求める国民世論と、従来の原発政策に固守する政府・財界との矛盾は限りなく激化しています。JAL不当解雇撤回闘争や「派遣切り」との闘い、平和を求める闘い、労働者の生活と権利を守る闘いなど全国各地に広がっています。これらの闘いに確信をもち、運動を強めましょう。
 産業課題では、引き続き『産業政策提言』を広げ、産業の民主的発展を目指し、運動を進めましょう。
 私たちが安心して生活できる社会を作り上げるために、この一年間皆さんとともに闘って良かったといえる年を目指し奮闘しましょう。


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