9月23日から25日まで第16回全印総連女性のつどいが、京都で開かれました。今回のつどいは、青年部の全国フェスタと同時開催でしたので、一日目の記念講演、三日目のフィールドワークは青年部と合同で行いました。
一日目の全体会では、実行委員会を代表して青年部の前川さんが開会宣言をし、寺沢青年部長と村田女性部長の主催者挨拶に続き、来賓として本部の武田副委員長が挨拶を行いました。
記念講演は、関西学院大学・法学部教授で原水爆禁止世界大会起草委員である冨田宏治氏の『脱原発と核兵器廃絶』でした。冨田先生は、被爆者は「ふたたび被爆者をつくるな」「ヒロシマ・ナガサキをくりかえすな」「核兵器をなくせ」と叫び続け、『報復』を望まなかったところに、その崇高さがある。被爆者から被爆体験を聞ける時間は、あと僅かしかない。生の声を聴き、体験と闘いを継承することは、今の青年の『人類的課題』であることを強調されました。
また、「日本の原発は、もともと原子力潜水艦や原子力空母のために開発された軍事用の原子炉であることからも、軍事用に開発された技術に安全性を期待できるはずがなく、原発を稼働させれば、核兵器用プルトニウムも蓄積することになる」との話には、参加者一同、原発の危険性を再認識することになりました。
女性のつどい・青年フェスタ参加者のみなさん
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