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〔2011/3/1 up〕
  「印刷出版フォーラム21」第11回円卓会議を開催

「電子出版に関する三省懇談会報告とその後の取組み」を経済産業省が講演

 「印刷出版フォーラム21」第11回円卓会議が2月22日、エデュカス東京で開催され63人が参加しました。10年目を迎えたこの「円卓会議」は、印刷出版産業の公正な産業秩序の確立に向け、関連業界の問題点を労使の共通認識とし、一致できる課題での労使共同運動を進めるために、毎年開催されています。
 全印総連と出版労連、世話人の壮光舎印刷の竹内一社長と三省堂印刷の月岡政雄相談役が呼びかけ、今回は、経済産業省の木本直美課長補佐(文化情報関連産業課)から「『デジタルネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会』報告とその後の取組み」について講演をしていただきました。電子出版に関する三省(経済産業省、総務省、文部科学省)懇談会報告の概要とその後の各省の取組みについて、中間フォーマットの作成や権利問題、図書館と公共サービスのあり方などについて、中身の濃い内容を短時間で話していただきました。
 司会を全印総連の白原中執が務め、開会挨拶を月岡世話人と出版労連の大谷充委員長が行い、全印総連の是村中執と出版労連の前田能成副委員長がそれぞれ産業の現状と問題点を提起し、初参加の4人の経営者も含め、業界団体や各企業の経営者など12人が印刷・製本・専門紙・出版など様々な視点から討論に参加しました。
 討論のまとめを日本大学商学部の永山利和教授が行い、全印総連の加藤委員長が閉会挨拶をし、会議を終了しました。


講演に聞き入る参加者のみなさん

 

 

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