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〔2010/12/14 up〕
  教科書価格適正化のための国会議員要請行動
 第二次統一行動日である11月12日に教科書価格適正化のための国会議員要請行動に出版労連と共同で取り組み、全印総連からの12人を含む92人が参加しました。
 最初に、新しくなった衆議院第一議員会館の会議室で意思統一集会を行ないました。何も書いてない大学ノートでさえ200円なのに、小学校の書写教科書は一冊145円と、実態を無視した価格設定は出版社、印刷、製本の経営を厳しい状況に追い込み、そこで働く労働者にしわ寄せがきています。
  行動では、250人の国会議員に対し二人1組で、現在使用中の小学校の理科教科書と新年度の教科書、白紙の大学ノート、それぞれに実価格を大きく書いた現物を見せ、この教科書の価格は幾らかを尋ねると、一様に価格の低さにびっくりする議員や議員秘書と懇談を行なうことができました。実物を持参しての説明は、教科書価格の水準の低さを具体的に示す事ができる大変有効な手段です。教科書が一般書籍では考えられないような低い水準に抑えられている事を紹介し、子どもたちへ質の高い教育を受けさせるためにも、教科書こそ原価計算に基づく適正価格の実現が急務であることを訴え、持参した教科書等の資料を提供し、協力要請を行ないました。


要請前の意思統一集会

 

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