ハラスメントも差別のない社会へ
女性部 菜の花行動
3月6日の国民春闘中央行動に合わせて、全労連女性部は菜の花行動を行い、朝の宣伝と内閣府要請を行いました。
朝は、東京駅丸の内北口で菜の花のシンボルカラーの黄色いスカーフを身に付け、全印総連からの5人を含み41人で宣伝行動をしました。
「菜の花春闘勝利!あなたの加入がチカラになります!!大幅賃上げ!ハラスメントと差別なくそう」と大きく書かれた横断幕が貼られた宣伝カーの上から女性部の仲間が次々訴えました。
リレートークでは現場の実態と春闘の取り組みも報告し、働き続けられる条件を労働組合に入って一緒に要求して実現しましょう、ジェンダー平等のために行動しましょうと訴えました。内閣府男女共同参画局交渉には、全印総連からの2人を含め17人が参加しました。当日参加できない全国の仲間から集めた「私たちの要求」一言カード819枚を手渡し、「女性労働者の地位向上とジェンダー平等実現にむけて 女性活躍・男女共同参画重点方針の具体的な実施を求める要請書」要請を行いました。
参加者それぞれから、「仕事と家庭の両立支援や女性の生きづらさ解消」「女性が多い非正規労働者の賃金底上げのためにも最低賃金1500円以上の実現」「間接差別が認められたAGC裁判の結果を踏まえて限定列挙の削除」などの早急な対応が必要だと強調。
国連女性差別撤廃委員会の勧告に示された「選択的夫婦別姓制」「女性差別撤廃条約選択議定書批准」と共に包括的な差別禁止法、包括的なハラスメント禁止法の制定とILO190号条約の批准などを求めました。