全印総連女性部第16回定期大会
職場の課題を共有
働き続けるために母性保護を
9月21日、全水道会館で全印総連女性部第16回定期大会がオンライン併用で開かれ、3地連7単組が参加し二年間の総括と方針を確認しました。
冒頭、女性部長より、10月にスイス・ジュネーブの国連で開催される女性差別撤廃委員会による日本政府審査の傍聴とロビー活動に参加するにあたっての情勢報告を交えた挨拶の後、書記長より2年間の活動報告がありました。「生理の貧困」の話題から職場での母性保護の啓蒙活動と共に、緊急時用の生理用品のトイレへの常備などについては、運動が広がり、要求が実現したこと、コロナ禍中でも各地で創意工夫した活動が語られました。
休憩後はアイスブレイクを取り入れ、「今、熱中しているもの」を紹介したうえで、職場の状況について発言してもらいました。共通の趣味などで盛り上がる中で、どの職場も退職者などで人手不足やメンタルヘルスなどが課題としてあげられました。また職場再編でのコミュニケーションの方法や教育の悩みも出されました。
母性保護の課題では、生理休暇について、学習やアンケートを実施している単組も多く、お互いの状況について質問がとびかいました。コロナ禍などで中止された宮城への復興支援ツアーや今一度平和を考える為に沖縄への再訪も意見が上がりました。
「楽しくなければ女性部じゃない」とこれからも楽しく豊かな活動をしていこうとアピールを確認し春闘討論集会などでの再会を約束し閉会しました。

