第72回定期大会を開きました

働き続けられる印刷関連産業を
戦争をやめさせ、改憲を阻止しよう

 全印総連は7月2日、滋賀県大津でオンライン併用して第72回定期大会を開き2022年度の運動方針、役員などを決めました。その後、印刷関連ユニオンの第2回定期大会を開き、組織の拡大と不当な解雇と闘う争議の勝利をめざす方針を決めました。

 あいさつした柳澤中央執行委員長は、コロナ禍で進むデジタル社会で、印刷関連産業が転換期にあるとし、運動と組織を転換期に見合うようつくろうと呼びかけ、ウクライナ侵略戦争を口実に始まった、大軍拡と改憲の大合唱を批判し、日本国憲法前文の決意に立って参議院選挙で意思を示そうと述べました。
 田村書記長は運動方針案を提案、物価高騰では大幅賃上げが必要だが、労使交渉に加えて社会保障や消費税減税、最低賃金引上げなど中小企業の支援など制度政策課題が重要とし、産業政策提言の改訂、戦争反対の諸行動、組合加入を呼びかける印刷関連ユニオンの取組み・ポストカード作戦、定例宣伝行動を提起しました。
 印刷関連ユニオンの定期大会では、コロナ禍雇止めの撤回を求めるコード争議ほか、不当解雇との闘い、ポストカード作戦の声掛け状況など各地の取組みで活発な発言が続きました。

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